2017

建築考

鈴木大拙館に行ってきた!

金沢市にある鈴木大拙館にいってきました! 鈴木大拙 1870年(明治3年)-1966年(昭和41年)。 日本の禅文化を海外に広く知らしめた仏教学者。哲学者西田幾多郎は同郷で同期。金沢市本多町が生家なので、現在の大拙館の近くと思われる。 宗派...
省エネ住宅

住宅は高性能になるほど、窓の性能が大事!その2

H25省エネ基準では、当分のあいだ「設計・施工指針(附則)」((社)日本サステナブル建築協会)の規定によることができるとあります。 ②③日射取得・遮蔽について 設計施工指針による適否確認のためのフローが下図。 窓の熱貫流率については、「その...
建築考

金沢市にある尾山神社は、門が魅力!

加賀百万石藩主、前田利家公と正室お松の方を祀った神社。明治6年(1874年)に新築されたといいますから、新しい神社です。 なぜ明治に新築なの? 利家公が亡くなったのは、1589年(慶長4年)。 二代目利長公は、利家公を祀ろうとおもいますが徳...
省エネ住宅

住宅は高性能になるほど、窓の性能が大事!その1

断熱性能の低い住宅は、床・壁・天井いたるところの隙間から熱が逃げるので、窓から逃げる割合が低いんです。 反面、断熱性能の高い住宅ほど、開口部の性能が大切になることになります。 窓の役割 窓の役割については、 採光、眺望、開放感、換気、通風、...
建築考

那谷寺は山全体がお寺、この宇宙観がはんぱない!

717年(養老元年)泰澄法師が、越前国江沼郡に千手観音を安置し、「自生山 岩屋寺」と名付けたのが始まりとされています。 2017年(平成29年)には、那谷寺開創1300年大祭が行われます。 はじめに 那谷寺は山全体がお寺です。その中の展望台...
住宅

防湿シートによる夏型結露の問題はどうする?

防湿シートは、室内側の高湿な空気が壁の中に侵入するのを防ぐために、断熱材の室内側に施工するシート。高断熱・高気密工法では、気密も兼ねた防湿・気密シートとして使われます。 夏型結露とは 夏型結露とは、夏場に室内側が冷房されている場合、暖かい空...
建築考

瑞龍寺は富山県にある国宝建築!

瑞龍寺は富山県高岡市にある、曹洞宗のお寺です。 沿革 加賀藩二代目前田利長公の菩薩を弔うため三代目利常公によって建立された(1663)。 平成9年、山門・仏殿・法堂(はっとう)が国宝に指定され、禅堂・大庫裏・大茶堂・回廊が重文に追加指定とな...
人生

日本人の平均寿命が、急伸している!

先日テレビを見ていたら、日本人の寿命の推移について放映していました。わたしの母親が80歳にして認知症を患い介護施設に入所したこともあり、現在の高齢化社会のことについて考えさせられました。 1960年、女性70.19歳、男性65.32歳 20...
建築考

遠くとも一度は詣れ善光寺!

「牛に引かれて善光寺」ということで、長野市にある善光寺に行ってきました 牛に引かれて善光寺 『むかし、善光寺から東に十里、信濃の国小県群に強欲で信心が薄く、善光寺に一度もお参りしたことのないお婆さんが住んでいました。 ある日、川で布をさらし...
現場考

透湿防水シートに対する2つの懸念

透湿防水シートは、主に外壁の下地防水に用いられるシートのこと。 外部からの風雨を防ぎつつ、室内側からの湿気を外部に排出する機能を持ちます。 最近の住宅の高性能化の流れのなかで、少々問題点も出てきているようです。 現場直吹き発泡材での問題 近...