那谷寺は山全体がお寺、この宇宙観がはんぱない!

石川県小松市の那谷寺

717年(養老元年)泰澄法師が、越前国江沼郡に千手観音を安置し、「自生山 岩屋寺」と名付けたのが始まりとされています。

2017年(平成29年)には、那谷寺開創1300年大祭が行われます。

はじめに

奇岩遊仙境は那谷寺

那谷寺は山全体がお寺です。その中の展望台から見た景色、奇岩遊仙境です。

展望台にある立て札の文言。

『那谷寺は森の中の自然を大切にするお寺です。自然をとおしてその本源である宇宙を拝みながら、私たちの心の奥深くしまいこまれている自然智を呼び起こす空間です。その中心は奇岩遊仙境にあります。奇岩遊仙境は古きよき時代の浄土。・・・』

なんせ、広大なお寺です。

山門

では、順番に山門から。

那谷寺山門

 

参拝料を払い山門をくぐります。例によって、仁王像が、

 

「あっ」...

 

那谷寺仁王像あっ

 

「うん」...

那谷寺仁王像うん

 

といっています。

「あうん」の呼吸ですね!

 

金堂

10mほど歩くと左に金堂があります。

那谷寺金堂

なんと、曲がり角の手前に注意書きが・・・














那谷寺でポケモンGO
うッ、ここにもいたか、モンスター!

参道

長い長い参道をいきます

那谷寺参道
突き当たりを左手に奇岩遊仙境を眺めつつ左におれると、本殿入口の中門にたどり着きます。

中門

那谷寺中門

門をくぐると、本殿です。

本殿

那谷寺大悲閣
京都清水寺の舞台を支える懸け造りを彷彿させます。日本仏教の山岳信仰により発達した建築様式といえますね。

拝殿

勾配のきつい階段をのぼると、そこは拝殿

那谷寺本殿胎内くぐり

江戸時代、一向一揆の乱による境内の荒廃を嘆いた三代目加賀藩主前田利常公が1642年(寛永19年)、本殿・拝殿・唐門を建造しました。

この、立て札の奥が「ウマレキヨマルいわや胎内くぐり」。本尊の十一面千手観世音菩薩が安置されています。

撮影禁止です。

洞窟の胎内から出ると、山道にでます。

那谷寺の岩

 

山道

那谷寺山道
しばらく行くと...

 

三重塔

那谷寺三重塔
三重塔。これも拝殿同様、1642年(寛永19年)利常公により建立されました。内には胎蔵大日如来が安置されています。

ここに脇道があり、こんな立て札が...

西国三十三ヶ所

西国三十三箇所
『この先「西国巡拝コース」を全て廻ると約60分程かかります。お時間の無い方はご遠慮下さい。展望台へは「楓月橋」が近道です』とあります。

[ 西国三十三箇所  ] 986年(寛和2年)花山法皇が行幸の折、岩窟で輝く観音三十三身の姿を感じ、求むる観音霊場三十三ヶ所はすべてこの山に凝縮されるとし、西国三十三観音の一番「那智」と三十三番「谷汲」の山号から一字ずつを取り「自生山 岩屋寺」から「那谷寺」へと改名し、自ら中興の祖となられました。

時間は十分ありましたが、山道を60分も歩く体力がないので、ここは近道を行きます。

奇岩遊仙境

奇岩遊仙境は那谷寺

展望台にたどり着き、遊仙境を見渡します。絶景です!

階段を降りてしばらく行くと、かの松尾芭蕉の石碑があります。

松尾芭蕉の句碑

那谷寺松尾芭蕉句碑
「石山の石より白し秋の風」
1689年(元禄2年)、松尾芭蕉が参詣し、「奥の細道」のなかで、那谷寺を「奇石さまざまに古松植ならべて、萱葺きの小堂岩の上に造り、かけて殊勝の地なり。」と表現しました。

句碑は1843年(天保14年)、芭蕉の150回忌に建立されたそうで、風化された彫り字は読みづらいです。









あとは、護摩堂、鐘楼とつづきますが、今回はここまでとします。

まとめ

わたしの故郷の小松市にあるお寺です。

若い頃に何回か来た事はありましたが、今回ひとりでゆっくりと歩いてみました。

改めて、日本古来の神社仏閣の素晴しさに感動しました!