国内大手メーカー以外にも、様々なサッシがあります。おもな断熱サッシを調べてみました。
U値は、熱貫流率のことで、単位はW/㎡・K。数値が小さいほうが、断熱性能が優れています。
断熱サッシのメーカーリスト
プロファイルウィンドウ~(株)アイランドプロファイル
木製サッシです。「ヘーベシーベ」という製品は、U=2.33
ドレーキップ窓があります。
(株)NORD(ノルド)
スウェーデンの技術を取り入れたサッシ。木製サッシと木とアルミの複合サッシがあります。
某雑誌の使用例では、「ノルドフェンスター」がU=1.23。
夢まど~アルス(株)
木製サッシと木とアルミの複合サッシがあります。
i wood window system~飯田ウッドワークシステム
ドイツ、パッシブハウス研究所の認定を取得した「アイパッシブウィンドウ」は、U=0.79。
シャノンウインドウ~(株)エクセルシャノン
住宅用の樹脂サッシのラインナップが豊富。トリプルガラスを採用した「トリプルシャノンⅡ」は、U=0.8。
エーデルフェンスター~オスモ&エーデル(株)
ドイツの会社。自然塗料「オスモカラー」で有名。ドレーキップ窓があります。
HPには、U値が出ていませんでした。
レガリス、エルスター~LIXIL
レガシスは5層ガラスです。U=0.55はすごい数値ですね。
エルスターは、トリプルガラスでU=0.79.
APW430~YKK AP
APW430は、トリプルガラスでU=0.91。
アルジオ~三協立山(株)
2017年3月発売予定。
RAICO
ドイツのメーカーです。某建築雑誌(日本での実例)で紹介されていた、断熱サッシは、U=0.85でした。
ホームページもドイツ語、英語、フランス語です。日本語はありません。
まとめ
いろいろなメーカーがありますね。
建物全体の断熱性能とあわせて検討ですね。デザインや使い勝手にも特色があります。
コストも気になりますが、窓にこだわってみるのも良いかもしれませんね!
参考までに、省エネ基準における窓の熱貫流率をのせておきます。
表の(ろ)が地域ごとの標準値です。
標準として求められている省エネ基準が、それほど高い性能ではないことが分かりますね。