ZEHの申請手順について調べてみた!

ZEHの申請手続き

ZEH補助金の交付要件を再確認しておきます。

【交付要件】

①ZEHロードマップにおける「ZEHの定義」を満たしていること

1)住宅の外皮性能は地域区分ごとに定められた強化外皮基準(UA値)以上であること
2)設計一次エネルギー消費量は再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上削減されていること
3)太陽光発電システム等の再生可能エネルギー・システムを導入すること
4)設計一次エネルギー消費量は、再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から100%以上削減されていること

②申請する住宅はSIIに登録されたZEHビルダーが設計、建築または販売を行う住宅であること

③導入する設備は本事業の要件を満たすものであること

④要件を満たすエネルギー計測装置を導入すること

⑤既築住宅は、住宅全体の断熱改修を含み、導入する設備は原則として全て新たに導入すること

以上を踏まえて、ZEHの性能を満たすことの計算方法について見ていきたいと思います。

計算方法については、H28年基準とH25年基準のどちらの基準によるかで、ふたつの流れがあります。

H28年基準による場合

「エネルギー消費性能計算プログラム」((国)建築研究所)を用いて計算する。

手順1:外皮性能の算出

・外皮平均熱貫流率(UA値)、外皮面積の合計(㎡)、暖房期平均日射熱取得率(ηAH値)、冷房期平均日射熱取得率(ηAC値)を算出。

・算出においては、「H28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報」((国)建築研究所)に記載の方法を用いる。

・外皮計算書の書式は自由。

手順2:基準一次エネルギー消費量、設計一次エネルギー消費量の算出。

手順3:一次エネルギー消費削減率の算出。

H25年基準による場合

「住宅・住戸の省エネルギー性能の判定プログラム」((国)建築研究所)を用いて計算する。

手順1:外皮性能の算出

・外皮平均熱貫流率(UA値)、冷房期の平均日射熱取得率(ηA値)、単位温度差あたりの外皮熱損失量(q値)、単位日射強度あたりの冷房(暖房)期日射熱取得量(冷房期mC値、暖房期mH値)を算出。

・算出においては、「H25年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報」((国)建築研究所)に記載の方法を用いる。

・計算方法は、下記のいずれかで行う

(ルートA)H25年基準における外皮平均熱貫流率基準+冷房期の平均日射熱取得率によるもの

(ルートB)設計・施工指針における部位別仕様表を用いた外皮性能簡易計算法

※設計・施工指針[附則](ルートB’)による計算は使用できないので注意

・外皮計算書の書式は、省エネルギー基準及び低炭素建築物申請に使用する「住宅の外皮平均熱貫流率及び外皮平均日射熱取得量(冷房期・暖房期)計算書」の使用を推奨。

手順2:基準一次エネルギー消費量、設計一次エネルギー消費量の算出。

手順3:コージェネレーションシステムを導入する場合。

手順4:一次エネルギー消費削減率の算出。

まとめ

国庫による補助制度ということと、交付数に対して申請数が圧倒しているためか要件が相当厳しい上に、変更はまず認められないようです。

準備期間にも余裕が無い中で進める必要もあり、早い段階で計画を練り上げる必要が有りますね。