ZEHの補助金申請のスケジュールはどんな感じ?

ZEHスケジュール ZEH

平成28年度補正の三次公募が始まり、四次公募についても公表されました。

ZEHの補助金申請のスケジュールについて

補正三次の公募期間は、H29年1月23~2月17日です。

いまから間に合いそうなのは、補正四次公募で、公募期間がH29年2月27日~3月24日、事業期間がH29年10月27日となっています。

公募期間、事業期間から割り出して、補助金申請から建築工事、事業の完了報告までをスケジューリングしてみたいと思います。

まずは、それぞれの期間にすべきことをまとめます。

[公募期間]

補助金交付の申請書を提出する期間。申請書と建築図面を提出します。

書類に不備・不足がある場合や提出期日に遅れた場合は、申請は受理されません。

また、基本的に交付決定後の変更は認められませんので、この時点で建築計画はほぼ100%決定していなければいけません。

つまり、事業主(建築主)は申請内容には直接関係のない、建築にかかわる費用その他計画全般を把握している必要があります。

申請が通れば、おそらく4月末頃に補助金交付の決定通知が届きます。

[確認申請~工事]

交付決定から事業完了期日まで、約6ヶ月ありますね。

この期間で、建築の確認申請から建築工事を行うことになります。

準備期間を除いて、確認申請で約半月(法定期間は7日)、建築工事が4~5ヶ月はかかりますので、ここもかなりタイトな工程になってきます。

[事業期間]

工事が完了し、引渡しが完了する最終日です。

10月27日までに引渡しが終了していなければなりません。

これから15日以内に、「補助対象事業実績報告」を行います。

↓↓↓

公募期間の最終日、3月24日から事業完了の10月27日までが約7ヶ月。

スタートしたら、あとは手続きと工事のみという感じですね。

申請前に計画をまとめる時間はどんなに急いでも、最低1ヶ月は必要です。

公募期間の約1ヶ月内に、それをやろうというのはかなり無理があります。

公募開始(2月27日)の1ヶ月前には、業者と本格的な打ち合わせを行う必要があるでしょう。

[補助金交付]

事業完了報告から、約2ヶ月半後に交付されるようです。

[定期報告アンケート]

補助対象事業後3年間、定期アンケートに答えなければいけません。

それを基に、国が政策を練り直すようです。

まとめ

平成28年度は、1戸あたり125万円の補助金がありましたが、平成29年度からは75万円となり、50万円の減額です。

サッシの性能アップ、または断熱性の向上分と同等以上の金額になりますので、少々きつく感じられます。

ただ一旦下げた補助金が再度増額されることは想像しにくく、これからも少しずつ減額されていくことは間違いないでしょう。

2020年には、新築住宅の半数をZEHにするという国の目標がかなうのかどうかははなはだ疑問ですが、

建築物の省エネ適合性判定が義務付けられる等、住宅の省エネ化に関しても規制が加わってくることになるのでしょうか。

 

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