読書感想文です。
この本の目標は、400字詰原稿用紙5枚、つまり2000文字を書ける作文力を身につけること!
いますぐ書けちゃう作文力、齋藤孝
サブタイトルは、「子供たちと、むかし子どもだった大人たち、必読!」です。
最近、書く機会が増えてきたこともあり、本棚から引っ張り出したのがこの本。
ただこの本、買った覚えも読んだ覚えもなくて、なぜ本棚にあるのだろう。
そういえば、娘が夏休みの宿題の作文に困っているのをみて買ってあげたけど、作文の嫌いな娘には作文なんてどうでもよくて、見向きもされなかった本だったかということが思い出されました。
ということで、イラストを交えて子供が読みやすい文章になっています。
ただ、内容は「書けない」大人のわたしにもとても響きます。
作文はスポーツだ!
作文は「技」です。「技」を身につけると楽しくなります。
しっかりとした「技」を身につけるには、大量の反復練習が必要という面でスポーツと同じだということです。
わたし自身、おとなになってゴルフをするようになりましたが、これがまたなかなか身につきません。
上手くいくと楽しいのですが、「技」とよべるほど身についていないので、本番ではよく下手を打ちます。
楽しくなくなるのです。
で、また練習します。少しよくなります。繰り返し練習ですね。
氏は以前、「原稿用紙10枚を書く力」という大人向けの本を書いたことがあるそうですが、それって文字数にすると...
4000字!キツいですね。
いまのわたしには無理です。
どうすればよいか?
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とにかくたくさん書く!これだけだそうです。
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まさに、バットの素振り、ラケットの素振り、クラブの素振りですね。
まとめ
この本のなかでは、作文力をつけるための練習方法も分かりやすく書いてあります。
文章を、ひとつの形としてまとめあげるのにすごい労力が必要です。1000文字ですらなかなか書けません。
ただ、書き終わったあとは下手ながらも、脳に心地よい疲労感を感じます。
この本のなかで氏はこう言っています。
「書く力」を養えば、「考える力」もつくんです!