性能表示と長期優良のメリットを最大限に活かしたい。
ということで、フラット35Sでローンを組むとしたら、申請手数料でいくらかかるのか、ざっくり出してみようと思います。
性能表示・長期優良の家をフラット35Sでローン組みたーい!
ということで、150㎡(約45坪)の木造住宅2階建てを、フラット35S(金利Aタイプ)でローン組む場合の申請手数料をはじき出してみたいと思います。
地域や行政・確認検査機関で違いが有りますので、ここでは筆者の居住地富山県を例に取り、説明します。
[設計住宅性能評価] 一戸建て住宅床面積の合計 | 料金の額 |
200㎡未満 | 32,400+A |
200㎡以上 | 40,100+B |
A,B→選択項目に応じた額
床面積 | 構造の安定に関すること | 火災時の安全に関すること | 以下、省略 | |
A | 200㎡未満 | 7,700 | 2,500 | |
B | 200㎡以上 | 9,700 | 2,500 |
一戸建て住宅
床面積の合計 | 料金の額 |
200㎡未満 | 96,800+A |
200㎡以上 | 118,000+B |
A,B→選択項目に応じた額
床面積 | 構造の安定に関すること | 火災時の安全に関すること | 以下、省略 | |
A | 200㎡未満 | 1,000 | 1,000 | |
B | 200㎡以上 | 1,200 | 1,200 |
[長期優良住宅] 在来工法の住宅
区分 | 単独依頼 | 設計評価 同時申請 |
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当初の審査 | 変更の審査 | 当初の審査 | 変更の審査 | |
在来工法 の住宅 |
40,100 | 当初料金×1/2 | 5,200 | 当初料金×1/2 |
[フラット35S] 一戸建ての住宅
申請の種別 | 手数料 | ||||
右記以外のフラット35S | フラット35S外皮計算等が必要な場合 | ||||
設計審査 | 8,300 | 11,600 | |||
申請の種別 | 通常 | 併用 | 通常 | 併用 | |
中間現場審査 | 18,500 | 10,300 | 18,500 | 10,300 | |
竣工検査・ 適合申請 |
一般 | 20,600 | 12,400 | 20,600 | 12,400 |
建設性能評価あり | 7,200 | – | 7,200 | – |
床面積 | 確認申請 | 完了検査 |
100㎡超 200㎡以内 |
14,000 | 16,000 |
以上です。総合計は?
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195,000円・・・まあ、確認申請費3万円はどんな場合もかかりますので、手数料だけ見れば、165,000円のアップということになりました!
まとめ
手数料で17万円弱の増額です。ン千万円の住宅資金のなかでは、それほど大きな金額ではないのではないでしょうか。
あとは、この申請手続きをだれがするのか、費用はいくらかかるのか、ですね。
ざっくり調べたところ、申請業務を専門で行っているところで、16~20万円(長期優良の申請のみの場合)といったところです。
これに、フラット申請・確認申請の手間をたして総額は?という感じですね。
補助金や減税効果を考慮すれば、十分ペイすると思いますがいかがでしょうか。