瑞龍寺は富山県にある国宝建築!

国宝瑞龍寺 建築考

瑞龍寺は富山県高岡市にある、曹洞宗のお寺です。

沿革

加賀藩二代目前田利長公の菩薩を弔うため三代目利常公によって建立された(1663)。

平成9年、山門・仏殿・法堂(はっとう)が国宝に指定され、禅堂・大庫裏・大茶堂・回廊が重文に追加指定となった江戸時代を代表する禅宗建築。

七堂伽藍

伽藍

総門から山門・仏殿・法堂が一直線に建つ、鎌倉時代以降の禅宗寺院の伽藍配置になっています。

写真は、敷地内に掲げてある伽藍配置の説明なのですが、右側の絵は人体の各部を七堂になぞらえています。

なんと、陰部が山門になっています。www。

山門

山門

山門です。南に配置されていないのでしょうか、南大門とは言いません。理由は分かりません。

深い軒の出が荘厳です!

仁王像が、どこにでもあるものと同じく怖い顔をして、「あッ」「うん」といっています。

仏殿

仏殿

「一歩堂内に入れば、まず、すくすくと並列する柱が目に付く。・・・・・複雑にして、しかも妙を得た架構法は、実にここならではの感を深くし、只驚嘆のほかない。・・・」の説明文の通り素晴しい建物です。

安置されている仏像は、釈迦・文殊・普賢の三尊。

法堂

「はっとう」と読みます。

法堂

総檜造りの大建築です。建坪186坪だそうで、大きな室に仏壇が配されています。

お坊さんやガイドさんが、歴史や建物の特徴を詳しく説明してくれました。

まとめ

さすが国宝。素晴しい建築です。感動ものです。

春と夏にはライトアップがされるイベントが開催されます。

ぜひ一度、ご訪問ください。

 

 

 

 

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